メンバー紹介

運営メンバー

中村哲治

【所属】公益財団法人APSIP（国際人材普及振興協会）専務理事／前参議院議員

【専門分野】国政

【メッセージ】
世界を持続可能にするために、我が国日本にできることはたくさんあります。日本は世界最大の純債権国です。その信用力を使って自国通貨「円」を発行して途上国にグリーンニューディールの財源を提供すれば、世界の環境政策を日本が牽引できます。日本と世界の人びとが一緒に笑顔になれる社会を作るため、この研究会は政策を提言して参ります。

朴勝俊

【所属】関西学院大学教授

【専門分野】環境・反緊縮経済、エネルギー

【メッセージ】
環境税とエネルギー政策を学ぶためドイツに留学し、緑の党が連立政権に参加し次々と環境政策を実現するのを目の当たりにしました。その時、環境と経済を両立させる政策は可能だと実感したのです。格差と貧困、そして気候変動が拡大する今だからこそ、この2つの危機を乗り越えるための指針が必要です。それこそがグリーン・ニューディールであると私は確信しています。

長谷川羽衣子

【所属】NGO e-みらい構想代表

【専門分野】環境・反緊縮経済、エネルギー、ジェンダー
【メッセージ】

今、私たちは新型コロナウイルスと気候変動という、未曽有の危機に直面しています。歴史を振り返れば、小氷期などの気候変動やペストなどの疫病に直面することで、人類の文明は大きく転換して来ました。私たちはまさに、歴史の転換点に立っているといえます。社会・経済の構造をより持続可能で公正なものへの転換するための、ポストコロナの指針として、

反緊縮GNDを研究し政策として提言したいと考えています。

Cargo

【所属】Cargo（アーティスト）

【専門分野】音楽、反緊縮経済
【メッセージ】好きな色は緑です。ここ数年は米国のグリーン・ニューディールの旗振り役のバーニー・サンダース、ステファニー・ケルトン、オカシオ・コルテスの追っかけをやっています。グリーン・ニューディールの真髄は「公正な労働力の移行（Just Transition）」。新たな可能性に期待します。

翻訳チーム担当者

山崎一郎

【所属】NPOすもと共生ネットワーク

【専門分野】エネルギー

【メッセージ】

グリーンニューディールはアメリカからはじまった動きなので、まずは、欧米の情報を入手して、学習することが大事になります。そこで、情報、資料を翻訳する作業が極めて重要になると思われるので、この作業を担えればと思っています。なるべくタイムリーな原文を選んで、それを迅速・的確に訳し、皆さんに読んで頂けるよう工夫し、チームとして力を合わせるようにしていきたいです。

アドバイザー

池田香代子

【所属】翻訳家

【専門分野】ドイツ文学・社会

梶谷懐

【所属】神戸大学教授

【専門分野】現代中国経済

佐藤一光

【所属】岩手大学准教授

【専門分野】環境税、地方・保育財政

大石晃子

【所属】音くらしデザイン研究所/れいわ新選組大阪5区総支部長

【専門分野】行政、反緊縮経済

野々上愛

【所属】大阪府議会議員（高槻市・島本町選出/立憲民主党）

【専門分野】地方自治、住民投票、交通政策
【メッセージ】
ポストコロナ/ウィズコロナ時代におけるグリーンニューディール政策の確立を目指して。

新型コロナウイルス感染症の大きな打撃を受けた世界では、生活保障や経済構造の変容には、大規模な財政出動は不可欠であるというのが世界的なコンセンサスです。
これからの産業政策を含めて何に財政出動するのかを考えた時、グリーンニューディールを大きな柱とする持続可能な地球環境の構築に向けた取り組みが必要と考えています。

白崎一裕

【所属】(株)那須里山舎代表/日本BI学会理事

【専門分野】ベーシック・インカム

【メッセージ】
私のような世代には、アメリカ的資本主義とその亜流である日本の高度経済成長の転換点であった1970年代に活躍した印象的な思想家として、イヴァン・イリッチが記憶されています。彼の著作『エネルギーと公正』のエピグラフには「社会主義は自転車で到来する」という言葉が掲げられています。これまでの自分の軌跡を振り返ると、この「社会主義」ということと「自転車で到来する」ということの意味を相互にカッコにいれて捉え返しながら行動してきたといってよいところがあります。運動論的にも、議会政党制を背景にしている「社会民主主義的環境主義」と「脱国家的エコロジー的共同体運動」の両極の間を揺れ動いてきたという感じです。そんな自分が、この10年の間に貨幣制度改革（通貨改革）とベーシックインカム（国民配当）でそれらの思想的彷徨をまとめることができるかもしれないと考えるようになってきています。今回、ここにお誘いいただいたＧＮＤの世界的な動きが、その自分の思いを、さらに大きな枠組みで再構築することができるという予感を与えてくれています。ＧＮＤ政策研究会に、どれくらいお役に立てるか甚だ心もとないのですが、みなさんと、共に学び議論させていただけることを楽しみにしております。どうぞ、よろしくお願いいたします。